検証した主張
「ドメインをCloudflareへ追加すれば、すべてのDNSレコードとオリジンIPが自動で隠れる。」
発見元は調査の入口であり、判定の根拠には使用していません。プロキシ状態はホストごと
A/AAAA/CNAMEレコードでProxied(オレンジ雲)を選ぶと、利用者はCloudflareのIPへ接続します。DNS only(グレー雲)はDNSに登録した実際の接続先を返すため、そのホストのオリジンが直接見える場合があります。
example.com はProxiedでも、old.example.com がDNS onlyで同じサーバーを指せば、そのIPは別経路から露出し得ます。これは説明用の架空ドメインです。
すべてのレコードをオレンジ雲にはできない
MXやTXTなどはHTTPプロキシの対象ではありません。メール用ホストや外部サービスの検証レコードを、サイトのAレコードと同じルールで扱わないでください。
DNS変更前に、Web、メール、API、管理用サブドメインの用途を一覧にし、直接接続が必要なものを区別します。
Workersだけのサイトなら論点が違う
Workers Static Assetsだけで完結し、別のオリジンサーバーがないサイトでは、隠すべきオリジンIPが存在しない場合があります。逆に外部APIやR2などの依存先は別のアクセス制御が必要です。
オリジンがある場合はDNSだけでなく、サーバー側の許可設定やAuthenticated Origin Pullsも検討します。
検証条件・対象環境
| 対象プラン | 製品・契約プランで機能と表示範囲が異なる |
|---|---|
| 地域 | 提供地域・利用環境で表示や条件が異なる場合あり |
| 利用面 | Cloudflare Dashboard / Webサイト・API |
| 提供状態 | 2026年9月22日時点の公式公開資料。ダッシュボードの名称・契約条件は変更され得る |
| 実機確認 | Cloudflare公式資料で機能と制限を照合しました。個別のサイト・アカウントで設定変更や攻撃の再現はしていません。 |
| 次回見直し | 2026.10.22 |
よくある質問
Cloudflareに追加しただけでオリジンIPは非公開ですか?
Proxiedにした対象ホストのHTTP通信はCloudflare経由になりますが、DNS onlyのA/AAAA/CNAMEは接続先を公開します。メール用レコード等は同じ扱いにできず、Workersだけなら別のオリジンIPがない場合もあります。
更新履歴
公式資料を確認し、固有の利用情報を含まない一般的な手順・注意点として整理。
実機検証は未実施のため、根拠レベルを公開基準に合わせてAからBに訂正。
情報源
一次情報と発見元を区別し、各ページの公開日と確認日を記録しています。
- Proxy status
プロキシ可能なレコードとオリジン露出。
公開: 公開日未確認(閲覧日を記録)確認: 2026.09.22 - Authenticated Origin Pulls
Cloudflareとオリジン間のmTLS。
公開: 公開日未確認(閲覧日を記録)確認: 2026.09.22