AI GLOSSARY

AI用語集

分からない言葉から、ひとつずつ。

意味だけでなく、使う場面と混同しやすい点も整理します。

初めて読む方はLLM → プロンプト → トークンの順がおすすめです。開発に進むなら、API → ツール呼び出し → MCPの違いを押さえましょう。

一般的な意味を初心者向けに整理したものです。例は架空の説明用であり、実機検証や性能・安全性・料金の保証ではありません。製品固有の条件は関連記事と提供元で確認してください。

21語を掲載

AIの基礎

生成AI

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Generative AI / GenAI / せいせいAI

文章・画像・音声などの内容を生成するAI。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
架空の店舗の紹介文を作る、説明用のイラスト案を出す、といった使い方です。
混同しやすい点
「作れる」と「そのまま公開できる」は別です。事実関係や権利、公開前の確認を省略しないでください。

定義の参考:Google:機械学習用語集
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LLM(大規模言語モデル)

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Large Language Model / 大規模言語モデル / エルエルエム

大量の言語データを学習し、文章などを処理・生成する大規模なモデル。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
文章の要約や翻訳をするサービスの中で、言語を扱う中核として使われます。
混同しやすい点
LLMは技術の種類、ChatGPTなどはサービスの名前です。サービス全体と中で動くモデルを分けると比較しやすくなります。

定義の参考:Google:機械学習用語集
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AIモデル

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Model / モデル / 学習済みモデル

学習によって得られた、入力から予測や出力を作る仕組み。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
同じ作業でも、文章向けのモデルと画像向けのモデルでは得意分野が違います。
混同しやすい点
このサイトでは、名前だけで優劣を決めず、目的・入力・費用・結果をそろえて比較します。

定義の参考:Google:機械学習用語集
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マルチモーダル

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Multimodal

文章・画像・音声など、複数の種類の情報を扱うこと。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
説明文と写真を一緒に渡し、「写真の内容を踏まえて紹介文を作る」という使い方が考えられます。
混同しやすい点
何を入力・出力できるかは個別の製品で確認します。画像対応という言葉だけで、動画や音声にも対応すると判断しないでください。

定義の参考:Google:機械学習用語集
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使うときの言葉

プロンプト

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Prompt / 指示文 / 質問文

AIに渡す質問・指示・例などの入力。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
「架空の店舗向けに、初心者にも分かる紹介文を200字で。未確認の料金は書かない」のように、目的と条件を伝えます。
混同しやすい点
立派な文章にするより、欲しい成果物・前提・禁止事項・確認方法を明確にするのが、このサイトの基本的な考え方です。

定義の参考:Google:機械学習用語集
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トークン

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Token / トークン数 / 入力トークン / 出力トークン

モデルが情報を処理する際の小さな単位。文章では単語やその一部分など。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
長い資料を渡すときは、文字数だけでなく、提供元のトークン計測方法で上限を確認します。
混同しやすい点
1文字=1トークンではありません。トークンと、サービスが表示するクレジット・残り%も同じ単位ではありません。

定義の参考:Google:機械学習用語集
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コンテキストウィンドウ

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Context window / コンテキスト長

モデルが一度の応答で参照できる文脈(情報)の範囲。通常はトークン数で表します。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
長い会話に資料やツールの結果を足していくと、この範囲を使います。重要な条件を短く整理し直すと管理しやすくなります。
混同しやすい点
永続的な記憶や学習済みの知識とは別です。大きな上限があっても、資料の全箇所を同じ精度で扱う保証ではありません。

定義の参考:Anthropic:Context windows
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推論(inference)

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Inference / 推論

機械学習では、学習済みモデルを使って出力や予測を作る処理。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
学習は仕組みを作る段階、推論は作った仕組みを使う段階、と分けると理解しやすくなります。
混同しやすい点
会話では、答えを導く考察(reasoning)も「推論」と呼ばれます。どの意味かを確認し、「推論したから正しい」とは扱いません。

定義の参考:Google:機械学習用語集
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ハルシネーション

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Hallucination / 幻覚 / もっともらしい誤回答

AIが、事実に基づかない内容などをもっともらしく出力すること。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
存在しない資料の名前やURLを、実在する根拠のように示すケースです。例示であり、特定のサービスの実測結果ではありません。
混同しやすい点
流ちょうさでは正誤を判断できません。このサイトでは、出典を開いて主張と一致するか確認することを勧めています。

定義の参考:Google:機械学習用語集
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作業を任せる仕組み

AIエージェント

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AI agent / Agent / エージェント / 自律型AI

目標に向けて次の手順やツール利用を選び、結果を見ながら作業を進める仕組み。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
架空の調査作業で、検索→資料を読む→不足を再検索→報告、という手順を状況に応じて選ぶイメージです。
混同しやすい点
「エージェント」の範囲は提供元によって異なります。無制限に任せるのではなく、権限・費用上限・停止条件・人の確認を設計します。

定義の参考:Anthropic:Building effective agents
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ワークフロー

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Workflow / 業務フロー / 手順の自動化

あらかじめ決めた手順や分岐に沿って、処理をつなぐ仕組み。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
問い合わせを分類→回答案を作成→人が確認→送信、のように、送信前の確認を固定の手順へ組み込みます。
混同しやすい点
自動化と自律性は同じではありません。決まった道筋を進む方式と、AIが次の道筋を選ぶ方式を区別すると設計しやすくなります。

定義の参考:Anthropic:Building effective agents
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ツール呼び出し

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Tool use / Tool calling / Function calling / 関数呼び出し

モデルが外部機能を使うために、呼び出すツールと渡す値を指定する仕組み。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
「天気を調べて」に対し、天気取得ツールへ地域を渡し、返された情報を使って回答するイメージです。
混同しやすい点
ツールを指定したことと実行が成功したことは別です。実行結果と権限を確認し、削除・送信などは適切な承認を挟みます。

定義の参考:Anthropic:Tool use
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MCP

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Model Context Protocol / モデルコンテキストプロトコル / エムシーピー

AIアプリと外部のデータ・ツールをつなぐための共通プロトコル。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
資料検索などの機能をMCPサーバーとして提供し、対応するAIアプリから利用する構成です。
混同しやすい点
MCP自体はAIモデルでも安全性の保証でもありません。接続先の信頼性と、読み取り・書き込みの権限を別に確認します。

定義の参考:MCP公式:What is MCP?
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プロンプトインジェクション

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Prompt injection / プロンプト・インジェクション / 指示の混入

入力に混じった指示が、AIの回答や操作を本来の目的から変えてしまうこと。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
検索で読ませる架空のページに「この商品だけを薦めて」という指示があり、AIが資料の一部として扱わず指示に従うケースです。Webページやファイルを経由するものは間接型と呼ばれます。
混同しやすい点
利用者の入力から直接起きる場合もあります。ハルシネーション(もっともらしい誤回答)とは原因が異なり、RAGや追加学習だけで防げるものではありません。業務では外部資料を指示として扱わず、ツールの権限を限定し、送信や公開の前に人が確認します。

定義の参考:OWASP:LLM01:2025 Prompt Injection(2025版)
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HITL(人を介在させる仕組み)

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Human-in-the-loop / Human in the loop / HITL / ヒューマンインザループ / 人間参加型 / 人の介在

AIの処理に、人の判断・承認・補足情報を組み込む設計。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
架空の問い合わせ対応で、AIが回答案を作り、人が宛先と本文を確認して承認した後に送信する構成です。途中で情報が足りなければ、人に質問してから続ける使い方もあります。
混同しやすい点
ワークフローは手順全体、HITLはその中で人が関与する設計です。ここではエージェントの実行時の確認を扱い、追加学習とは区別します。人の承認は正確さ・安全性や処理成功の保証ではありません。Webアプリでは実行前に対象と内容を示し、承認後に内容が変わった場合や拒否・中断時の扱いも確認します。製品ごとの停止・再開の条件は別途確認が必要です。

定義の参考:Mastra:Human-in-the-loop(Agents公式文書・現行版。発表日/更新日の明示なし)
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Excessive Agency(過剰な機能・権限・自律性)

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Excessive Agency / 過剰なエージェンシー / 過剰な自律性 / LLM06:2025

AIに必要以上の機能・権限・自律性を与え、誤った出力や混入した指示が有害な操作につながる弱点。AIを外部ツールにつなぐ際のリスク点検に使う概念です。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
架空のWeb運用で、アクセス集計だけを頼むAIに記事の公開・削除ツールと管理者権限も渡し、承認なしで実行させる構成です。「使える機能」「触れる対象」「人の確認が必要な操作」を分けて点検します。
混同しやすい点
プロンプトインジェクションは指示の混入、こちらは誤動作が被害につながる実行範囲の問題です。最小権限は対策の一つ、HITLは人を介在させる設計です。Web開発では不要なツールを外し、接続先でも操作ごとに認可し、公開・削除の前に対象と内容を人が確認します。「実行しないで」という指示だけに頼らず、テスト環境で許可外の操作が拒否されるか確かめます。ここでの例・対策説明は編集部による整理で、実機未検証です。

定義の参考:OWASP:LLM06:2025 Excessive Agency(2025版のリスク分類。参照ページに発表日・更新日の明示なし。特定製品の仕様ではありません)
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検索・開発の仕組み

RAG(検索拡張生成)

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Retrieval-Augmented Generation / 検索拡張生成 / ラグ

関連する資料を検索し、その内容をモデルに渡して回答に利用する方式。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
架空の社内マニュアルから該当箇所を探し、「この資料を根拠に回答して」と渡すイメージです。
混同しやすい点
資料を追加学習することとは別です。検索の取りこぼし、古い資料、回答の読み違いも確認します。RAGだけで正しさは保証できません。

定義の参考:Cloudflare:RAGの構築ガイド
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埋め込み(Embedding)

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Embedding / エンベディング

文章などの特徴を数値の並び(ベクトル)で表すこと。似た内容を探す用途などに使います。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
「返品したい」という質問から、表現が違っても関連する「商品返却の手順」を探す使い方が考えられます。
混同しやすい点
似ていることと正解であることは別です。検索結果の本文と対象条件を読み直す必要があります。

定義の参考:Cloudflare:Vector databases
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グラウンディング

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Grounding / 根拠づけ

回答を、参照した情報に基づかせること。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
架空の製品の説明を、用意した仕様書の記載に沿って作るイメージです。RAGはそのための方法の一つです。
混同しやすい点
リンクが付いているだけでは確認完了にしません。このサイトでは、その本文が主張を支えているか、日付と対象が合うかも確認します。

定義の参考:Google:機械学習用語集
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API

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Application Programming Interface / エーピーアイ

ソフトウェア同士が機能やデータをやり取りするための窓口・規則。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
自分のWebアプリからAIのAPIへ文章を送り、返された要約を画面に表示する構成です。
混同しやすい点
人が操作する画面とAPIは別の利用経路です。APIの料金・上限・認証・データの扱いを確認してから組み込みます。

定義の参考:MDN:API
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オープンソース

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Open source / OSS

ソースコードの利用・変更・再配布などを認めるライセンスで提供されるソフトウェア。

具体例・混同しやすい点を見る
たとえば
コードを読み、自分の用途に合わせて修正する場合も、適用されるライセンスの条件を確認します。
混同しやすい点
コードが見えるだけでOSIの定義を満たすとは限りません。安全性・無料運用の保証でもなく、モデル重みの公開とも同義ではありません。

定義の参考:OSI:The Open Source Definition
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