検証した主張
「特定の国やクラウド事業者のASNから来たアクセスはすべて攻撃なので、一律ブロックしてよい。」
発見元は調査の入口であり、判定の根拠には使用していません。送信元属性が示すことと示さないこと
国はIPの推定位置、ASNはネットワークの所属を表す手がかりです。VPN、プロキシ、クラウド、モバイル回線を通る通信では、実際の利用者や意図と一致しない場合があります。User-Agentもクライアントが送る文字列で、偽装可能です。
ある国から急増したというだけで個人や組織を攻撃者と認定しません。
操作と結果で絞る
期間を固定し、対象パス、HTTPメソッド、ステータス、WAFアクションを重ねます。公開記事のGETが増えたのか、ログインAPIのPOSTが集中したのかでは意味が違います。
通常時の訪問者や検索エンジン、提携システムを除外しすぎないよう、正規の通信パターンを確認します。
ブロックより先に影響を予測する
国やASNを一律に遮断すると、国外の読者や同じクラウドを使う正規サービスも影響を受けます。必要なら対象の操作・頻度に絞ったルールを設計し、Eventsとアプリログで誤検知を監視します。
記事中に実際のIP、アカウント名、利用者の行動ログは掲載しません。
検証条件・対象環境
| 対象プラン | 製品・契約プランで機能と表示範囲が異なる |
|---|---|
| 地域 | 提供地域・利用環境で表示や条件が異なる場合あり |
| 利用面 | Cloudflare Dashboard / Webサイト・API |
| 提供状態 | 2026年9月22日時点の公式公開資料。ダッシュボードの名称・契約条件は変更され得る |
| 実機確認 | Cloudflare公式資料で機能と制限を照合しました。個別のサイト・アカウントで設定変更や攻撃の再現はしていません。 |
| 次回見直し | 2026.10.22 |
よくある質問
特定の国からアクセスが多いと不正ですか?
国、ASN、User-Agentは手がかりですが、それだけで攻撃者や人間・ボットを確定できません。送信元の偏りを見た後、対象操作と応答、ルール判定で絞ります。
更新履歴
公式資料を確認し、固有の利用情報を含まない一般的な手順・注意点として整理。
実機検証は未実施のため、根拠レベルを公開基準に合わせてAからBに訂正。
情報源
一次情報と発見元を区別し、各ページの公開日と確認日を記録しています。
- Security Analytics (new dashboard)
TrafficとEventsの対象・Workersサブリクエストの扱い。
公開: 公開日未確認(閲覧日を記録)確認: 2026.09.22 - Security Analytics
トラフィックの絞り込みとサンプリング。
公開: 公開日未確認(閲覧日を記録)確認: 2026.09.22 - Security Events
イベントとHTTPリクエストの違い。
公開: 公開日未確認(閲覧日を記録)確認: 2026.09.22