検証した主張
「Security Eventsに表示された件数が、その時間帯の全アクセス数である。」
発見元は調査の入口であり、判定の根拠には使用していません。同じ時間帯でも数字が合わない理由
Trafficは防御機能に処理されなかったアクセスも含む入口です。EventsはWAFなどが検知・処理したイベントを見ます。1件のHTTPリクエストから複数イベントが作られる場合があるため、単純な差分を「素通り件数」とは呼べません。
Cloudflare Workersが内部で発行するサブリクエストはSecurity Analyticsに表示されない、と公式は説明しています。集計対象を確認せず、Worker実行回数とTrafficを直接比較するのも不適切です。
| 画面 | 主に見えるもの | その数字だけでは分からないこと |
|---|---|---|
| Traffic | ドメインへのHTTPリクエスト | 認証成功・個人データの取得 |
| Events | 防御製品が検知・処理したイベント | すべてのHTTPアクセス数 |
| Web Analytics | 実ユーザーのページ閲覧・体験 | API探索やWAFの全検知 |
調査したい問いで画面を選ぶ
「特定パスがどれだけ呼ばれたか」「国・メソッド・時間帯の偏り」はTrafficから始めます。「どのルールがブロックやチャレンジを行ったか」はEventsでアクションとルールを確認します。
Web Analyticsはブラウザ側の実ユーザー・体験を測る別製品です。ページ閲覧数と全HTTPリクエストも一致しません。
プランと保存期間にも注意
公式資料はプランにより可視化、ログの保持期間、時間窓が違うと説明しています。無料プランのEvents表示やサンプルログだけを全件の生ログとみなさないでください。
時系列比較では、同じ画面、同じ期間・タイムゾーン、同じフィルターを保存してから差を見ます。
検証条件・対象環境
| 対象プラン | 製品・契約プランで機能と表示範囲が異なる |
|---|---|
| 地域 | 提供地域・利用環境で表示や条件が異なる場合あり |
| 利用面 | Cloudflare Dashboard / Webサイト・API |
| 提供状態 | 2026年9月22日時点の公式公開資料。ダッシュボードの名称・契約条件は変更され得る |
| 実機確認 | Cloudflare公式資料で機能と制限を照合しました。個別のサイト・アカウントで設定変更や攻撃の再現はしていません。 |
| 次回見直し | 2026.10.22 |
よくある質問
Eventsの数がTrafficより多いのはバグですか?
Trafficはドメインに届くHTTPリクエストの分析、EventsはCloudflareのセキュリティ製品が検知・処理したイベントです。1リクエストに複数イベントが生じる場合もあります。
更新履歴
公式資料を確認し、固有の利用情報を含まない一般的な手順・注意点として整理。
実機検証は未実施のため、根拠レベルを公開基準に合わせてAからBに訂正。
情報源
一次情報と発見元を区別し、各ページの公開日と確認日を記録しています。
- Security Analytics (new dashboard)
TrafficとEventsの対象・Workersサブリクエストの扱い。
公開: 公開日未確認(閲覧日を記録)確認: 2026.09.22 - Security Events
イベントとHTTPリクエストの違い。
公開: 公開日未確認(閲覧日を記録)確認: 2026.09.22 - Security Analytics
トラフィックの絞り込みとサンプリング。
公開: 公開日未確認(閲覧日を記録)確認: 2026.09.22